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出来ないことは言うべきでないのか

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都知事選挙小池百合子が挙げた12のゼロ。

結果はほぼゼロ。

簡単な問題では無いので解決出来るはずは無いと思ったが、それでもがっかりな結果になっている。

 

12のゼロは都民が苦痛に感じていることばかりで目標としては素晴らしいと思う。

選挙のアピールとしては〇〇のゼロと言うのは印象に残りわかりやすい。

しかしちょっと考えてみれば、どの問題も大きく複雑でゼロに出来るほど現実的で具体的な解決策はない。

 

まさか達成出来ると信じて投票している人は居ないと思う。だから達成したのはゼロと言うのは酷。

目指す目標の方向性は正しい。

政治は出来ない事でも目指す目標としては宣言する事は大切。役人は指示されれば時間はかかるが進めていく人種のはず。

 

 

一般の会社で日常的な短期的な事で考えてみる。

 

出来ない事は言うべきでないのか?

 

出来ない事を人に上位者にお願いするのは駄目なのか?

出来ない事を下位者に命令するのは許されるのか?

 

出来ない事を出来ないと言えないので、微妙に出来る事にすり替えて誤魔化していないか。

 

出来なかった事に対して、どうして出来なかったのかちゃんと要因分析して責任の所在を明確にしているか。

 

下位者に対しては厳しく上位者に報告をさせるのに、上位者はちゃんと下位者に説明をしているのか。

 

まとめ

下位者は上位者に向かって、出来る出来ないの基準で要求するのではなく、問題点を訴える事。

上位者は下位者が真剣に訴えてくることは聞くこと。出来ない事を言うなと絶対に言わない事。難しい問題は別案なりのアイデアを考えて下位者が訴えている事を解決する行動を示す事。

上位者も上位者の下位者なので、上位者にあるものは考える解決する義務がある。

 

まとめのまとめ

下位者は出来ない事でも遠慮なく言う事。

上位者は出来なかったら、ちゃんと要因分析して説明すること。そして次案を建てる。