日本の教育のおかげで従順で良い子ばかりになってしまった。(この茶トラは良い子でありません)。
良い子は先生や親の言うことを素直に疑いもせずに頑張る。
特に男の子は、母親を喜ばせるために頑張る性がある。
学校生活や親のしつけなら、まあ子供を騙したり自己保身のために指示ではなく子供のためを考えての「教育」だからまあいいだろう。
大人になって社会に出ると、「先生と親」は「国と上司」に変わる。
従順に育った大人は「国と上司」の話を子供の時と同じように疑いもせずに信じて達成しようと頑張る。
問題は「国と上司」の話は、子供の時の「先生と親」と目的が違うと言うこと。
「国と上司」の話は「教育」や「正義」のためでなく、「国と上司」の保身のためが実は多い。
「国と上司」の話の真意を読み取れたとして、どうしたら良いだろうか。
真っ向から反論して論破できるだろうか。
そんな勇気もないし、仮にしたとしても「上司の上司の上司」の保身が根元だったりするので簡単でない。
考えられ対処。
1)「正義」に反したり従うことにより悪い問題が起こることが予想される場合は徹底的に指示の真意を問いただす。
2)どうでもいい内容で、簡単にできることなら、さっとさっとやって忘れる。
3)どうでもいい内容で、面倒なことは他人にふって、忘れる。
4)どうでもいいとは言えない内容であるが、指示のままに従うことは困難、また出来ないとも言えない。足して2で割るような回答で「従いました感」をだして切り抜ける。
安倍政権で発生している数々の問題は、安倍さんの希望を「忖度」しすぎる優秀なバカが多過ぎたことによるのだろう。「無理です」とか「意味ありません」と思っても言えないのだろう。
本当のバカは「忖度」なんかしないから、今回のような馬鹿げた問題はおこらなかったはず。
「優秀なバカ」が増え過ぎた結果が今の日本の停滞を招いた大きな要因の一つ。
国トップや上司がまともなら、完全に従っても間違いはない。残念ながらそうばかりでなくなってしまったと言うこと。
昔は右肩上がりの成長中だったからバカな指示かでミスが出てもそのミスはカバーされていたのだろう。
危機になった時の今、バカなことをカバーする余裕が無くなって、皆が気がついただけ。
トップが無能では国が滅びると。
良い子を超越した本当に優秀な若い人に早くトップになっていただきたい。それまでバカなトップに消されない様に我慢する必要もあるだろう。
茂木健一郎さんのブログを参考に貼っておきます。