エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

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会議での会話で心がけて欲しいこと

会話のスピードに関して、早口やゆっくり話すことのメリットやデメリットは周知の通りです。

 

契約の場や大人数の前でのプレゼンは事前に準備をしてわかりやすくする事は当たり前なのでゆっくり目で言葉を選んで話される事でしょう。

 

今日、考えたいのは知った仲の関係者との会議や会話です。

知った仲には外部のお客さんや取引先の人も含みます。

 

早口かゆっくり話す時の注意として良くいわれるのが、話し方で有能か無能かの印象を持たれてしまうこと。この心配はいりません。知った仲間内では既に有能か無能かの印象どころか評価出来上がってしまっています。

なので話すスピードは聴き取りさえ出来ればどうでも良いのです。

 

知った仲との会議での話し方でお願いしたい事。

1. 結論から言え

 起承転結で一から説明しなくていい。まず結論を話し、どうしてそうなるのかの説明を後から足していく。結論に合意してもらえれば説明は省ける。説明を全部話してからの結論では話が長くなる。

2. 切れ目なく一気に話すな

 言いたいことがあり早口だとつい一気に数分切れ目なく話す人がいる。これだと長くなり聞いていてうんざりする。途中で割り込める間を取ってくれ。

3. 目的を忘れるな、先の先を想定しておけ

何のために会話をするのか。交渉で合意を取らないと困る場合、会話で失敗したら無能。会話のキャッチボールを想定して先の先まで会話を想像しておくこと。会話はキャッチボール。win-winに見える結論に持っていけるか、合意し易い雰囲気に持っていく事。

4. 会話はこちらの意図を正しくつたえることが目的であるが、聞き手のレベルが違うと会話は成り立たない。相手のレベルで話し方は変えること。場合によっては会話をするべきでない。別の方法を取るのか考えること。話せばわかる確率は下がっている。

 

長い付き合いの仲間内では、誰がどの様な思考パターンを持っているのかはわかっています。

難しい交渉事で自分が知らない相手の場合は、知っている人にどんな人なのか聞いておいた方が良いでしょう。上位下達か、何でもOKか、脳死か。

来週も頑張って行きましょう。