エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

「卵が先か鶏が先か」

生物学的には鶏が先だと結論は出ているようですが、「卵が先か鶏が先か」は、「どちらが先かわからない」という問題の例えとしてよく使われる言い回しです。

 

長い進化で考えれば、鶏かもしれませんが、短い時間で考えれば、鶏->卵->鶏->卵->鶏の循環でありどちらが先とは言えない。考えても意味はありません。

 

NETFLIX の何かのコメディドラマで、この話が出ていました。どのドラマだったか、思い出せない。

 

「卵が先か鶏が先か」と男が女にクイズを出した。ジョークとして話すために。

 

女はそんなの知ってるわ、「まずやること」だと。

軽い猥談として、男は話したのだが、受けることができなかった。

 

前書きはここまでとして、ここから本論です。

どうも最近、仕事で解釈ばかり考えて、現実や本質を見ないケースが多くなっていると感じる。

 

一つの理由は仕事がマニュアル化が進み、その結果、経験や本質を理解していなくても、マニュアルを理解できれば一応仕事をしているふりが出来る様になっていること。物の理解よりマニュアルの読解に力が入ってしまっている。

 

子供の時を思い出してみる。

自衛隊違憲か、合憲か」この議論は誰しも一度は考えさせられたのではと思う。先生からどの様な説明を受けたかは覚えて居ないが、ただ明確でなかったことは覚えている。

これも解釈として考えては意味が無いだろう。周り国の状況を考えて必要か必要で無いか、そしてかつてのように暴走しないようにコントロール出来るか、正義があるか、それが全てである。

現実の世界では解釈問題だけにしては答えは出ない。

 

哲学としての解釈を考えることは非常に重要であるが、一般の仕事は、解釈では正しくできない。現実を見て、ものを理解することが第一。

 

解釈は、問題があるに関わらずそれを誤魔化し、問題でないと責任回避としとて使われる。現実を無視した解釈はごまかしでしかない。