エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

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タイムマシーンがあったら過去に行くか未来に行くか

コロナ感染対策から始まったリモートワークをきっかけに、朝礼としてsafety talkと1日予定の連絡を部署でしています。

ありきたりなsafety talkでは面白くないので、週に一度は「個人の事を知ってもらう」として、個人が日頃考えていることを披露して、それに関して他の人がどう考えているかのディスカッションをするようにしています。

組織メンバー間のコミュニケーションを良くするには、個人的な事を少しは話すことが効果があるとどこかで聞いたか、もしくは僕が自分でそう思ったのか思い出せないが、個人的な事を少し話すことが効果があるのです。

 

ある日のテーマは「タイムマシーンがあったら、過去に行きたいか、未来に行きたいか」

テーマはその週の担当が自分で決めます。

まず、自分の考えを話して、皆さんはどうですかと尋ねて各々話します。

人の前で話すのは皆朝礼でかなり慣れてきましたが、いきなり振られたテーマで即興で話すのはなかなか慣れないと頭が白くなって働きません。でも訓練です。だんだん即興で話せるようになってくるものです。

 

僕は未来がどうなっているか、どのように科学技術が進歩したか気になるので未来を見たいと言いました。 全体としては過去を見たいと思った人が多い。具体的な歴史的な場面に立ち合いたいの気持ちかもしれません。

未来とその時は言いましたが、本当はパラレルワールドが見たい。我々は産まれてから毎日毎日選択をして生きています。もし文系を選んでいたら、もし違う学校に行っていたら、もし違うところに就職していたら、もし違う人と結婚していなかったら、選択が違っていれば違った人生になっていたはずです。一般人の人生なんてたいして変わらないかも知れませんが、本人にとっては大きな違いになります。

おそらく誰でも今度産まれたらこうしたいとか、一度は思ったことはあるはずです。

ただし産まれ直して一からやり直しても、今の記憶を持ってこれてないので、また同じような選択をしてしまうでしよう。パラレルワールドに行っても前世の記憶がないので、意味があまり無いのです。

 

話は飛びますが転職することに決まりました。

転職は今の仕事から別の仕事に就く、つまり産まれ直しにも似ています。

私の新たな仕事はディープテックな分野のスタートアップ企業です。正直難しくその先どうなるかは見えていません。新技術を実装するための夢と希望が全てです。核心の技術のところは難しすぎて私の担当ではありませんが、周辺技術はこれまでの自分の専門が活かせます。自分のこれまでの経験と知見で、その核となるディープテックを支えて成功に貢献できるのです。

転職は仕事や職場が変わるで、パラレルワールドに移ることであるとも無理矢理には言えます。その移る時にこれまでの経験と知見を忘れる事なく持ってパラレルワールドに行けるのです。

そうですこれが今回の落です。

転職は前世の記憶を持って移動できるパラレルワールドなのです。

 

転職は、自分の得意な分野に行くのが第一条件、そして言った先の人達と気持ちよく一緒に働けるかこれが2番、通勤距離も大事、お金も大事、、いくつかありますが、自分の得意な分野でないと、前世の記憶なしでパラレルワールド移動になるので苦労するでしよう。

よい週末を。