記憶は脳に保存された経験や情報で、必要なときに取り出せるものです。例えば、試験勉強で覚えたことやパスワードが記憶に当たります。想い出は、それに感情や個人的な意味が加わり、心に強く残るもの。初めてデートに行ったときの緊張や、恥ずかしさ、匂いが思い出と言えるでしょう。
年老いて健康年齢が過ぎた最後の5年10年は新たな想い出を作ることはなかなか出来ません。ですが過去に沢山の良い想い出があれば、毎日その想い出も思い出して幸せな気分に感じられます。元気で健康な内にやりたいと思ったことはとにかくやることなんです。これって実は想い出作りなんです。
でも、やりたいことは無いし金も時間も無い人はどうしたら良いでしょうか。
良い想い出を作るためには、日々の生活の中で意識的に心地よい瞬間を増やすことが大切です。家族や友人との時間を大切にし、新しい経験に挑戦することで、豊かな想い出が生まれます。仕事でさてポジティブに振る舞っていれば元気な想い出が生まれます。散歩中に見つけた花や夕焼けの美しさを感じること、特別に旅行や新しい趣味を無理にやる必要はありません。
結局のところ、今この瞬間を大切に生きることが、良い想い出を作る鍵です。日常の中に小さな喜びや感動を見つけること。それが将来の自分にとって、かけがえのない想い出となるのです。
私はまだまだ健康ですが、既に想い出だけで生きています。