日産本社のショールームは横浜駅からみなとみらい方面への通路として解放され、歩きながら展示されている車を見ることが出来る。
今日、昼ごろ通った際に、心なしか展示場で働いている人達に哀しみを感じた。
99%の社員および働いている人は今回の検査の不祥事は関係も無いし想像もしていなかったであろう。それのおそらく重要な検査はコンピュータで計測されてるから、人の熟練した技術を必要とする検査は無いであろう。この点は神戸製鋼の問題とは違う。
日産は三菱自動車を傘下に入れたのであるから、安全に関する所は徹底して手は抜いていないであろう。
しかし、企業と言うものは綺麗に盛り付けられたデコレーションケーキと同じで、銀蝿が一匹でも止まってしまったら、全体が台無しになってしまうのである。信頼は簡単に失ってしまうのです。
実質的に問題がない事でも、資格者がやることになっていた検査を資格が無いものにやらせていたのはバレないからよいとしていたのだろうか。資格をどんどんとらせることはできなかったのだろうか。コストダウンのために資格のない短期の期間工にやらせていたのであろうか。
バレたらやばいとわかって隠していることは、いつかはバレてしまいます。
問題が無いと自信をもってやっていたなら、バレたときにちゃんと説明できるようにしてなかったのでしょうか。
今回の場合は古い国のルールをもっと早く返させておく努力をしてなかったミスとも言える。
ただしバレてもバレなくても、安全に関わるインチキは誰から指示されようが絶対にやってはなりません。
お天道様は見ています。