山口周さんのツイート。よくわかります。無能が証明されるまで出世すると言うことの要因であります。
別々の才能で、人はそう簡単に変われません。
人事評価について考えてみます。
サラリーマンも幹部職になると部下の評価をすることを求められます。
その評価は部下の将来の出世やボーナスの査定に使われます。
どんな能力をどう評価するか?
これは永遠の課題とも言えます。
評価者によって価値観は違いますし、人間なので好き嫌いも出てしまいます。
誰が評価しても同じ結果が出るのが、評価システムの理想とされている様ですが、一見その様なシステムが出来ても人間が評価するので結果はばらつきます。
これは仕方ないものです。
公平な正しい評価は無理なら、評価はしない方が良いのではとの考えもあります。
良い評価なら誰でも嬉しいので良いのですが、期待より悪い評価を付けられた場合は、それがどう考えても納得出来ない理由だったら、評価された人間は頑張ろうと思えずに、がっかり感でモチベーションがガタ落ちになってしまいます。
そもそも評価者がただ上司だという立場で人を評価してよいのでしょうか。将来会社に必要とされる能力が何かをわかっていないで評価しているのでは才能が消されてしまいます。
低レベルの評価者は才能がわからないので、自分に似た低レベルを良いと評価して出世させてしまうリスクもあります。
これが人の評価を気軽にしてはいけないと思う理由です。