「相手が大事にしたいものを、大事にすること。理解できなくてもいい、大事にしたい気持ちをないがしろにしないこと」
コミュニケーションとして、相手と意思疎通を取ります。その時に相手に理解させようとし、相手を理解しようとします。
しかし、理解できない時はどんなに譲っても理解できませんし、返って関係は悪くなり、二度と話したくないのでお互い避ける様になってしまいます。
コミュニケーションとは理解し合う、共感し合う事かと思ってしまうと、それはそんなに簡単な事ではありません。
知的レベルが違いすぎたり、何でも否定する人とはコミュニケーションはまず取れません。
コミュニケーションはお互いに既に信頼関係が出来上がっている相手となら、大体においてなんでも受け入れてもらえます。こちらも受け入れます。
つまり信頼関係を作っておくことがコミュニケーションの目的で、信頼関係さえ出来ていれば、相手の言う事は極端には理解する必要もないのです。
では、信頼関係を作るにはどうすればいいのか。
それが貼り付けたツイッターに答えがありました。
「相手が大事にしたいものを、大事にすること」
職場での会議で意見が合わないことは日常茶飯事ですが、それはお互いに大事にしていることが、違うから。
ある人は彼の上司からの指示をとにかく逆らえないので何でもいいから行動しないと行けない。上司に盲目的に従うことが大事。
ある人は上司の指示なぞ関係なく意味があることをじっくり考えてやることが大事と考える。
大事にしていることが違うので、お互いの考えを理解しあうことは難しいのです。
まずは相互理解を取ることをやるべきですが、どうしても取れない場合どうしたかいいか。
その場合は理解するのでなく、相手の大事にしていることは、なにかを考えて、それを尊重して上げる。理解する必要が無ければ気分は楽です。
現実には大事にしていることが、あまりにも個人的でみみちい事だと、恥ずかしくて言えませんが、恥を忍んで曝け出すことから信頼関係が生まれるものです。