どんな組織でもコミュニケーションが大切だと言い、個人に聞いてもコミュニケーションとかならず言います。
何のためにコミュニケーションが大切なのか、それがクリアーでないとコミュニケーションを気にしすぎて苦痛になってしまいます。
忘年会は組織の大多数が参加する一大コミュニケーションイベント。楽しいはずですが、苦痛と感じる人も結構います。
どうして苦痛と感じるのでしょうか。
忘年会を食事会として考えると、安い居酒屋で美味しくも無く量も大した料理でないのに四千円も五千円も取られます。それに忘年会シーズンは鍋で誤魔化され尚更損です。
酒飲みがいると酒代が高くなって割り勘にされると非常に迷惑なのですが、最近は何処も飲み放題セットとしているので高くなる事が抑えられるので助かります。それに安い酒しか無くそれも飲み放題なので飲兵衛が早死にするリスクが高まり、これまでの人生で酔っ払いから迷惑をかけられていたシラフとしては願ったり叶ったりです。
大きな職場であれば20人30人となり狭い空間にギュッと押し詰められます。話し声が聞こえないのでどんどん声が大きくなり、騒がしい空間になります。そこに2時間ないしは2時間半も居たらよほど気が合う面々とでないと話すこともなくストレスで耐えられません。まして喫煙出来る店だとますます耐えられません。
若者は聞きたくも無い話を上司に聞かされ、不味い料理と狭くて騒がしい空間で恐らく普通の若い女性であれば二度と参加したく無いと心に誓うでしょう。
それではどうしましょうか。
ストレートに忘年会に出ませんと言うのもなかなか言いづらいはず。
もっともらしい言い訳を考えましょう。
<どうしても抜けられない他の用事を作る>
親友が結婚したからそのお祝いの会があり幹事なので抜けられない。実際にそんな会を作らなくてもいいのです。
その夜に田舎から両親が出て来るので迎えにいくとか。
<長期休暇をその期間に重ねる>
海外旅行にでも行ってしまう。
<身体が弱い事にする>
糖尿病の傾向があり食事と飲み物の制限をしていると。
または数日前から体調が悪くなってきたことを周りにアピール始めておき、人数変更が出来る最終確定時に体調不良で欠席とする。精神的には出たく無い病なのでまんざら仮病では無い。
<パワハラ上司が居るから行かないと幹事に伝える>
酒の席で必ず説教してくる上司、必ず餌食になる若者がいます。これは真っ当な理由なので不参加で良いでしょう。これは現実に起こっています。
不参加は組織の一員としては心苦しい物です。しかし参加してる人からみたら不参加でも気にしません。
忘年会の代わりにマージャン大会にしたらみんな来るか、忘年会の代わりに社員旅行にしたらみんな来るか、同じではないけどそう考えれば無理なく欠席でいいんです。