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ついに認知症の症状が出始めた母親の話 続き

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退院した後も2ヶ月間は妄想と現実が絡み合い、特に身近な息子である私や母親の弟に激しく文句を言い出した。入院中に病院が外の宗教団体に連れ出したとか、恐らく麻酔で朦朧としている中で見た夢なのであろう。話の内容から全くあり得ないことだったが、何度も何度も同じ話をして、話を否定されたら別の大昔の誰も知らない様な恨みつらみで如何に自分の人生が不幸だったかを話し始める。まあ、その内容も別に自分が不快に感じた程度で不幸だったと言われると他の人に申し訳ないレベルの内容。

 

こんな状況がだんだんおさまってきたが、本人は自分は間違っているとは言わない。

明らかに認知の初期症状で本人に罪はないが、掘ってはおけない状況になってしまったので通院に付き添うようにしている。

特に他に悪いところはないので毎月医者と話して薬をもらうだけなのだが、かかりつけの医師も状況はわかっているので、新たな薬を処方してくれて飲み始めたことろ。

認知症は治らないが進捗を何処までゆっくりにする事が出来るのか、、、薬より本人や周りの心構えやケアが関係するとは思うが、これから先を考えると頭が痛い。

 

昨日病院から戻った時に近所の同世代の人と偶然に会ったのでお話をした。母親より歳は上でもポジティブな考え方で立派な方だった。決して愚痴や悪口は言わない。旦那さんも七年前に亡くなっておられて一人暮らし。お子さんはもともといない。内の母親とは大違いだった。

 

私は仕事では、仕事を失敗しないために批判や文句、そして問題が個人に起因する場合は個人に対して悪口を言う事にしている。黙っていると後々取り返しの付かない状況になるから。一般生活では悪口を言う必要はないので、自分では言ってないと思う。周りは言っていると言うかもしれないが。

 

悪口は愚痴は言う方はスッキリするが、聞く方がストレスである。

 

悪口は半分は根拠がない。自分が気に入らないからそれだけ。悪口は人相を悪くし周りの人は離れていく。

悪口言いたくなるのは誰でもあると思うが、そんな状況では悪口を言う代わりにその人から離れることなのだろう。

 

認知になり抑制ができなくなった時に、醜態を晒さない様にしないと、今からやっておかないとね。人間はそうは変われないから。