まるばつゲームはミスをしない限り、先手であろうが後手であろうが引き分けになります。
まるばつゲームを見ると、いつも僕の意識は小学生の夏休みの時空に飛んでしまいます。
住んでいた団地には当時信じられない数の子供達が住んでおり、小学生達は朝広場に半強制的に集められラジオ体操をやらされておりました。スタンプのカードを首からぶら下げて、参加したら参加した日にちの欄にスタンプを押してもらいます。そして八月の終わりにスタンプカードと引き換えに何か文房具をもらっていました。スタンプカードが全部埋まっていないと文房具がもらえないかもしれないとの不安も子供の心を締め付けていたかもしれません。
ラジオ体操が始まる時間は思い出せないのですが、生放送のラジオをかけていたようでしたので六時半から七時の間でしょうか思い出せません。子供達は始まる前に広場に行き登校班ごとに一列に来た順番に地面に座って待っていました。
会社はいつも遅刻気味なのですが、当時の小学生の僕は絶対に一番乗りする使命感を何事も持っており、早めに広場に行っていました。どこからその気持ちが湧いていたのかはわからないのです。
早く来るとやる事がありません。列の先頭を取るために来たので、その場から動く事が出来ません。そうするとやれることは、後から来て並んだ子供と動かないで何か遊ぶことだけです。よくやっていたのが、まるばつゲームと棒倒し。棒倒しは土で小山を作り棒を立てて、交互に山を削っていくのです。削っていく過程で棒を倒したら負け。
まるばつゲームは余程の小さい子供か余程の間抜けとやらない限り引き分けになるので、当時のぼくは毎朝必勝法を編みだそうと考えていました。当時は巨人の星やタイガーマスクそれとあしたのジョーに心は奪われていたので、魔球や必殺技を編み出す事の使命感に駆られていたとようです。
それでも勝つためにはどうしたら良いか。
まるばつゲームは普通先手は真ん中に◯を書きます。そうすると相手は角にXを書きます。ここで角以外にXを付けるとXの負け。でもこのミスをする人はまずいません。
まるばつゲームに勝つには、如何に相手のミスを誘い出すかです。
角か端の真ん中にうって、相手の動揺を誘いミスを誘う奇策を編み出し、その時は電気が脳に走り僕は天才やなと勘違いした記憶です。
まるばつゲームはユーチューブにたくさん出ていて、同じことみな考えていたようです。
まるばつゲームの経験から、理屈では勝てないことはわかっていても、相手のミスで勝ててしまう事があるので、最初からあきらめずに粘ってやるのもありなんだなあと。
年取って来るとふと思い出します。
モリカケ疑惑もどう見ても真っ黒なのですが、証人喚問を拒否し逃げまくり親友を切り捨てる、自分のためなら何でもする粘り強さは、ある意味凄いです。認めたらおわりですからね。粘った入れば何かもっと凄い事が起こりうやむやになると思っているのでしょう。呆れたものです。
まとめ
あきらめないで粘り強く我慢して相手のミスを待つことは、最終的には失敗に終わるかもしれません。その時は時間を無駄にしたことになります。
ですので一般的には早めにあきらめて新たなゲームを始めるのが、正解なんだと思いますので、これは大前提として頭に入れておかないといけません。
YOUTUBEに同じこと考えてUPされてました。
「○×ゲーム(三目並べ)」の必勝法を2分以内で教えます。[HD] tic-tac-toe
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