エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

見えている現象は結果

機械のトラブルで一番多いのが、異常な振動。

 

振動はなぜ起こるのか。

振動 = 加振力 / 動剛性

 

振動させようとする力と、それを受ける物体の動剛性とのバランスから、結果として振動として現れる。

 

現実には加振力の原因は色々あり難しい物もあるが、上の関係性をいつも頭に入れておく事が大事。

加振力も剛性も目に見えない、見えているのは振動。結果として現れている物だけが見えている。結果を決めている原因は一つでなく関係し合いバランスしている。そのバランスを調整すれば結果は変わる。

 

世の中に起こっているあらゆる現象も同じ。見えている現象は結果であり、その原因が背景にある。

 

原因を要因の言葉に置き換えて考えてみる。

 

見えている現象=要因1/ 要因2 +要因3 + ∮要因4 - 微分(要因5)・・・の様に

 

要因は一つでなく複数のものが絡み合ってはいる。

しかし主要因は2、3個に絞れるだろう。

それら要因はどのように関係しあって影響しあっているのか、、、

 

技術問題、社会問題、人間関係、問題に直面したら主要因を洗い出し関係性を考える。要因は消せなくても要因間で打ち消しあえるようなバランスを取れれば、結果として現れている問題は緩和出来るかも。

 

上記の話は過去と現在に関して。



将来については別の格言があります。

Your future depends on many things, but mostly on you.

あなたの将来は色々なことに影響されますが、ほとんどはあなた自身です。

「雑談」

 

ビジネスでのコミュニケーション向上のために雑談の重要性はご存知の通り。

ただ雑談と言ってもビジネスではありきたりの雑談でやってもやらなくても良いのではないかと思えてきた。そもそもコミュニケーションがうまく取れない人物が滑らかに雑談が出来るわけがない。

無理矢理な雑談は苦痛でしかないから、無理にやらなくていい。そもそも雑談は好意を持った人としかしたくない。

 

アマゾンプライムで見たウディアレンのドラマで、ウッディの奥さんが家で知り合いのお婆さん達を集めて読書会をしている場面が何度も出てくる。そこで誰かが話をすると(話の内容自体ずれていておかしいが)、話の中の一部の単語に反応して他の人がその事について話し始め話が発散してどんどん逸れていく。話している内容は皆自分のことばかり。基本的に人の話はあまり聞いておらず自分の事ばかり話している。

年寄りの話は本当にこれが多い。最近の年老いた母親と話しているとつくづく感じる。

気をつけないと自分のどんどんそうなる予感。

 

 

そう言えば年寄り出なくても、職場での雑談でも起こっている。

我々リモートワークになってから、毎朝朝礼的に一日の予定を確認しあっている。最初にセイフティトークとして何か安全や健康に関する小話を順番にしている。

ある日の朝礼で、空気が乾燥して来たので加湿器を使っていると思うが、加湿器のタイプによっては菌が出てくる事があるので注意しましょうと誰かが話した。それに対して加湿器の仕組みの議論が始まり白熱していく、、僕は加湿器なんて要らない、バスタオルを濡らしてベットサイドに掛けておけば十分だと、人に教えてもらったことを知ったかぶりして話す、、皆、バラバラに言いたいことを言って終わり。

 

雑談は皆自分の話を聞いてもらいたいだけ。ストレス発散が一番の目的、それでいいのだろう。

ビジネス雑談なんてなったら、それは雑談にならない。

 

スケジュール

大規模プロジェクトはスコープも関わる人数や組織も多く、複雑でスケジュールは長い。

 

数多くのアクティビティが関連付けられスケジュールは複雑に絡み合う。

昔は経験豊富なエンジニアが頭の中で展開を想像しててスケジュールを手で引いていた。

今はコンピーターで項目とつながりを入れていればスケジュールは自動で書ける。

 

自動で書けると言っても契約された完成の日は決まっているので、それに合う様に完成予定日から逆算してスケジュールは決まっていく。

 

契約の完成日は遅らせられないので、時には無理矢理入っている様に見せるために、非現実的なスケジュールが押し付けられることもある。

 

どんなに頑張っても非現実的なスケジュールは直ぐに遅れ始め、立てらたスケジュールは意味を成さなくなり混乱し始める。

スケジュールの作り直しは当然されるが、作り直しをした端から遅れていく。

 

努力でカバー出来るものと、そうで無いものの区別が知識や経験が無いスケジュールエンジニアにはわからない。スケジュール作成ソフトの使い方とプロジェクトマネージメント手法を勉強しただけでは無理だ。

 

昔はプロジェクト規模は今より小さくそして仕事もシンプルだった。

シンプルとは本来の設計の仕事が中心で、設計や建設に直接関わらない管理主体の間接業務が少なかった。

スケジュールも経験豊富な設計や建設エンジニアで相談しながら作って行った。

それが今はスケジュールを立てる専門のエンジニアだけでやっているのではないだろうか。過去のデータを参考にデータを入れていけば出来るから。しかし設計と建設を実体験として身体に染み付いて居ないと非現実的なスケジュールになっていても解らない。

 

スケジュールを作る人が素人なら、自分の作業部分の日程だけを疑いもなく信じるのも素人。

自分の作業のインプット情報は、上流の仕事のアウトプット情報、下流の仕事のインプットは自分の仕事のアウトプット。

全部つながっている。

プロジェクトの進行をストーリー展開として全体を理解できなければならない。

どうも最近は自分の仕事がいつから始まりいつまでに終わらせないといけないかしか興味が無い人が増えた気がする。

これは仕事分担を明確にし過ぎて、与えられた仕事だけきっちりやればいいんだ、皆がそれぞれの役割の仕事をやっていれば、それが組み合わさり結果としてうまく行くんだと考えるようになっているのかもしれない。

 

スケジュールを点としての日程でなく、上流下流とのつながり、そして予定が崩れた時にどの様な影響があるのか、ストーリーとして頭の中で展開出来ないといけない。

 

大規模プロジェクトは予定通り進まないのが当たり前になっている。原因はスケジュールがそもそも現実的でないから。それが見極められずに与えられた予定で頑張るのはバカとしか言いようがない。現実的で無いなら無いなりのやり方を考えないと。

 

 

 

仕事は楽しくしないとダメだよ

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アマゾンプライムのテレビドラマ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」を見ている。ウディアレンの映画はどれも皮肉が多く、皮肉好きな僕には学ぶことが多い。

 

このドラマは取り止めもなく展開して喋っているだけなので、ウディアレンファンでない限り観ることはお勧めしない。

 

ツイッターに出ていたウディアレンの言葉。

「仕事は楽しくしないとダメだよ」

映画監督の様な場合は好きでやっているはずだから楽しいはず。

 

この言葉の肝は、楽しくしないとダメということ。意識的に楽しくだ。

我々一般人の仕事は殆どが生活のための収入を得るため仕方ないことが多い。

 

通勤も大変だし、嫌な上司や同僚やお客さんもストレス。

それでも仕事の内容に意味があればやり甲斐はそれなりに出てくるのだけど、ブルシットジョブばかり。

 

仕事だから辛くて当たり前と諦め、仕方ないと我慢している事が多いだろう。

 

同じ様に仕事をするなら、楽しくしたい。

しかめっ面して、歯を食いしばりしても辛いだけ。

皮肉や愚痴を言い合い笑い飛ばし、自分の状況ををコメディの様に楽しくするほうがいい。

これは、どんなに深刻で真剣な場面で、冷静に自分の置かれた状況を客側的に判断出来る能力につながると思うんだ。

 

仕事に限らず、何事も楽しくしないとダメだよ。

うーむ、でもこのブログは説教臭くて楽しい内容は無いな。

オンライン会議当たり前になってしまった今、感じること。

今年に入ってから飛行機も新幹線も一度も乗っていないし会社にも2度しか行っていない。会議は全部オンライン。コロナ感染は困ったことだが、働き方改革は大きく加速した。もし5年前にコロナ感染が広まっていたら、今のオンライン環境は整っていなかったので、かなり苦しいことになっていたはず。タイミングだけは救い。

 

オンライン会議で個人的に感じていることを羅列する。

 

1)スケジュール調整が便利

仕事でもっぱら使っているのは、TEAMSとWEBEXであるが、両方とも非常に使いやすく性能がいい。スマートホンでも快適に使える。そしていいところはスケジュールソフトと連携してスケジュールに自動的に現れて、他の予定との調整が簡単。社内であれば他人の予定も確認できるので参加して欲しい人のスケジュールを一蘭にして空いている時間に会議をセットできる。どうでもいいブルシット会議招集が入ってきたら、同じ時間帯により重要そうな予定を入れて仕舞えば、参加できない理由付けにもなる。

 

2)資料準備がやりやすい

 数年前からすでに紙を節約しましょうの観点から、プロジェクターでスクリーンに投影して会議室で皆でみていた。スクリーンは必ずしも見やすいわけでないので、紙も同時にかなり配られていた。オンラインだと各自のPC画面で見るし、紙の代わりのファイルを送るので便利。資料の作成に関しても、ファイルを共有設定して事前に皆で書き込んで置くこともできるので非常に準備の質は上がる。欠点としては適当に人を招集してで話して終わりではなく、それなりちゃんと準備しないといけないので、費やす時間は減るどころか増えている感じ。

 

3)音声とカメラ

 個別のPCで参加してくれていれば、音は明瞭だしいいのであるが、会議室に一台のPCで集合マイク、カメラで参加するのが好きな人もいる。マイクから離れている人の声は反射音が混ざり聞きづらいし、集合写真的な画像を映されても誰がだれかわからない。とにかく相手側に苦痛を与えないように、音声と画像は明瞭にすること。あまりに気にしない人が多すぎると感じる。

 

4)声

 良い声で話してくれた方が聴いている方は心地よい。声質はどうしようもないけど、良い発声で話すようにしたい。

 

5)話し方

 お互いに知り合いであれば、話し方の癖はわかっている。彼は細かいどうでもいいことしか言わないとか、彼の話は皆に関係ない自分に関係あることだけアピールとか。。。知らない相手の話は、重要なのかマイナーなのか、質問なのか意見なのか、発言する時に最初に結論を述べた方が聞く方は聞きやすい。

話を順序だって、起承転結ではなすのが好きな人はいる。仕事の会議でそれを聞かされるのは苦痛。頭の中で先の結論がどうなんだと聞きながらぐるぐる思考が無駄に回ってしまう。ただボーと会議に参加している人は気にならないかもしれないが、すくなくとも僕は苦痛である。話はまず結論。そしてそれに対する。説明。この順番。結論が明確であれば、それ以上の説明はカットできる。これはオンラインだけでなくどんな会議でも同じなんだが、オンラインはなおさら。ビジネスと世間話は違う。

 

6)オンライン会議の今後

 コロナ感染が収束した後もオンライン会議はこのまま普通になるだろう。出張は経費の観点から経営より必要最低限に絞られる。リアルな接触、知らない土地にいく、偶然の出会い、それはリアルに動かないと起こり得ない。 年寄りは義務として若者にはリアル体験のチャンスを進んで与えること。 

 

自分がどんな場面で経験を積んで成長してきたかを思い出して。オンラインだけでは絶対に足りない。これが今回の結論なんだが、結論は最後になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情を表さず対立を避けるJapanは本当か

最近は会議の初めにsafety talk として安全に関する小話をすることが決められている。コロナの話も出尽くしたので、海外のJVメンバーとの会議でカルチャーマップの図を使って会議メンバーである日本人、フランス人、イタリア人、アメリカ人、インド人、他の位置を確認して違いはあるからそれはそれで理解して仕事をしていきましょうね的なことを話した。

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www.peterfisk.com

フランス人に意見を求めたら、これまでも日本の会社と仕事をした経験から言うと、日本人も慣れてきてこのマップほど極端ではないよとのこと。確かにそうだフランス人もイタリア人も若い人たちも感情的であることもなく対立をしていることもあまりみない。

 

海外の会社と顧客とコミュニケーションを良くする事をとても考えて気をつけている事は良くなっているが、一方社内での気遣いは比べて足りない気がする。

日本人は白人の外国人には親切だが、アジア人や同じ日本人には比較的に親切でない。

 

色々な人々と一緒に仕事をスムースに気持ちよくするためには、なにがコツか。

とにかく誰に対しても、分け隔てなく、親切に礼儀正しく振る舞う。

それだけで心掛けていれば、自分も相手も気分良くなれると思う。

難しく考える必要はない。

親切をモットーにすべきと思った

NICE(愛想が良い、感じが良い人)に他人から思われたいのが行動基準に無意識になっていないだろうか。

とにかく嫌われたくない。だから言い争い、自己主張をできるだけ避け、その場凌ぎで同調してしまう。

同調したからと言って本当に同調しているわけでないから、言われたことだけやって、うまく出来なければやった感だけは出して嫌われないようにつくろっておわり。

いくら愛想が良くても行動が伴っていないとしばらくすると周りは気づく。こいつ調子良いだけで心がないと。

 

人間、心が無いとダメである。

心があるとはどういうことか。

心があるとは、困っている人に対して親切であるということ。

無愛想でも親切であれば周りは良い人だと気づく。

親切とは口先だけでなく実際に行動が必要。

 

自分の上位者に対してだけは異常に愛想良く親切な人は、下位や無関係者には冷たく反対な事が多い気がする。行動基準が違うのである。

親切とは上位者に対してでなく、困っている人に対してするものである。

 

良い人に思われたいとか、良い人になりたいなら、nice(愛想が良いとか、感じが良いとか)なんて気にしないで、いつも親切をモットーに行動基準を考えていれば何事も前向きになれる気がする。

 

ライフハッカーの記事。わかりやすい。

https://www.lifehacker.jp/amp/2021/02/why-you-should-be-kind-instead-of-nice.htmlwww.lifehacker.jp

 

 

YESMAN いろはかるた 後半

正月はとっくに終わってますが、かるたの続きです。怒り編。

 

【ち】知恵と力と勇気の子

 僕が物心ついたときはテレビは白黒だった。今での鮮明に記憶に鮮明に残っていて主題歌が頭に時々かかるのが「未来少年スーパージェッター」。主題歌の初めのところで、「知恵と力と勇気の子」と歌われている。 子供の教育目標は「知恵と力と勇気の子」でいいのではないだろうか。これをモットーに育っていけば、レベルの違いはあるにせよ、まっとうな人間になるはず。

 

【り】りこうなばか、ばかなりこう

 アベやスガのようなずる賢いばかは、バカな利口である高級官僚を支配する。人事権を抑えられても高級官僚は結託してがんばれ。

 

【ぬ】盗人猛々しい

 自民党の横暴は目に余る。悪事を働きそれがばれても開き直り全く責任を取らない。権力は必ず腐敗することを証明している。政権交代をしないとダメだ。

 

【る】ルール無用の悪党に

 子供の頃、真剣にタイガーマスクを見ていた。自民公明維新に正義のパンチをぶちかませ。

 

書くことが思いつかないと、小さい頃に見ていたテレビ番組の主題歌が頭にかかってくる。

無駄な記憶で脳を使ってるな。

老害とはなにか

 

f:id:YESMAN:20210207155018j:image人間はそう変わるもので無いので老害はもともと害であった人物。若い時は上司や誰か抑える人がいたのだろう。誰も注意しなくなったので調子に乗っている。前頭葉が劣化して抑制が効かなくなったこともあるだろう。つまりもともと腐っており害悪。

老害と嫌われも長年生きているだけあって経験豊富。なので得意な分野では若者にお節介や余計なことをしつこく言ってしまう。的確なアドバイスをしていていても、若者は頼んでいないので、はた迷惑で煩いと感じている。これは真の老害と毛嫌いせずには聞いて損はない。

老害と言われないために、天使の様な善良な本能になる様に努力するか。人間はそう変わる物で無い事と矛盾するが。

 

 

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年寄りや酔っ払いは、同じ話を何度もする。

年寄りは同じ日に何度もするわけでないけど、誰に話したのか覚えていないので、持ちネタとしてあちこちで話して、聞いた人から同じ話を聞いたと言われる。

年寄りは大切な話だと思って沢山の人に伝えたいと、その話を熱心に話す。

ただボケて繰り返しているのではなく、皆んなに浸透させようとしているのである。一度話しただけでは聞いた人は忘れてしまうから。

職場で技術のトラブルを繰り返さない為に、定期的に勉強会をして職場の全員に情報を共有している。それでも同じトラブルが起きてしまうことがある。いくら情報共有していても一度説明しただけでは、実は聞き流されていることも多く身に付いていないようだ。

なので大事な事は繰り返し伝えた方がよい。その話前に何度も聞きましたと言われるまで。

 

 

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差別するつもりなくても、差別につながる様な話は気をつけなくてはならない。ラグビー協会や別の会合で女性理事が厳しく意見をすることを指して、邪魔な事が多いと言いたいのだろう。それに比べて男性理事はしがらみや腰向けで厳しい発言は出来ないのだろう。お茶飲み会や電話で女性の話が長いのは当たり前。でもそれは理事会に選ばれるような賢明な女性の事では無い。直接ラグビー協会やJOCの女性理事の事を言えないので、一般化して喩えのように軽いユーモアのつもりだったのであろう。想像力が足りないだけ。老害でなくもともと。

 

老害とはなんであろうか。

老害はもともと害のある人。

老害という事自体が老人への差別なんだろう。

「仮定のことは考えない」

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どうしてスガやアベは、仮定の質問には答えないとか考えないとか平気で言えるのだろうか。

 

政治家、一般の社会でもリーダー的な立場ならこんな事は自分がバカであることを白状していることになるので言えない。

 

彼らもそんなにバカなはずはないので、彼らの立場になったと仮定して考えて見る。

 

1.答えが用意されてない

用意されていた原稿に無い質問だったので、どのように答えて良いのかわからない。過去には自分でその場で考えて答えていたが、あまりにも外れた回答やあり得ない回答をしてしまったために回答に臆病になっている。そのため、先のことに関することは、仮定のこととして条件反射的に逃げる。

 

2. 国民に説明するつもりはない

実際には具体的に議論がされている事でも事前に答えてしまうと、批判や妨害が出るので、隠しておく。

 

3. おまえの質問には答えない

最後に、いつも厳しい質問をぶつけてくる記者に対しては無視方針でいるので、先のことは仮定のこと、都合の悪いことは検察の調査中や言えない事もあるとか、冷たくあたる。下手に答えてしまうともっと追求されて苦しくなるのがわかっているから。

 

設計の話をする。

 

設計では、検証としてHAZOPやFMEAを行っている。仮にこのバルブが誤作動で開かなかったらどうなるかとか、この部品が壊れたらどうなるかと、数々の仮定を上げてそれでも最悪の事態が起こらないか検証している。これらの検証は具体的なシステムや機械が対象だから出来る面もある。

 

プロジェクトの仕事では、もっと大きな問題を見逃してないか、始める前に想定されるリスクを上げて起きる確率と損害と対策を考えておく。

 

ただリスクは都合が悪い時には、隠されたり軽い項目に楽観視されることがあるので、最終責任者は経験と洞察力が有る人物がチェックする必要がある。

 

大きなリスクへの対策としては複数考えておく必要がある。プランAがダメならプランBと。危ないのはプランAを一致団結して死ぬ気でやれのパワハラのリーダーも居るから。概してそんなリーダーはプロジェクト途中で逃げ出す。

 

理由があるにせよ、「仮定のことは考えない」なんて事を言う人物に事を決めさせるとろくな事なことにはならない。

YESMAN いろはかるた

明けましておめでとうございます。

2020年は自分のブログを読み直しても今年は大した経験ができていない。。やはり効率は悪くても実際に出張して異なった環境やリアルな新たな出会いは偶然的なことがないと記憶に残らない。

 

いろはかるたを作ってみました。

 

【い】犬(YESMAN)も歩けば棒(ボーナス)に当たる

 上司や他人の指示に喜んで従うサラリーマンは忠犬に例えられる。忠犬は上司に取ってとても都合が良く可愛がられる。結果、ボーナスの査定が良い。

 

【ろ】ローターダイナミックスは機械工学の基本

 機械エンジニアならわからないではすまない。大学で学んだ5力学は復習しておくこと。なに?大学では必修で無く選択科目だからやってない? 習ったことしか出来ないようでは生きていけないぞ。

 

【は】早ければ良いってものでは無い

 朝早く出社し、締め切りに遅れないで早く仕事を終わらせるには越したことは無い。しかし創造的、天才的な人はいつも悩んでいるので、そんなに早くに結論は出せない。構想8割作業2割。一般的にこの逆が多い。これは遅刻したり締め切りに遅れた時の僕の言い訳の一つ。

 

【に】二度は無い

 失敗は一度は許されるが、二度は許されない。初心者は知識が足りないからどうしてもミスをしてしまう。それは仕方ない。しかし同じ失敗を二度したらバカと言われて見放されるので同じミスだけは絶対に犯さないこと。

 

"に”をもう一つ。

【に】二度あることは三度ある

 気をつけたのに同じトラブルが起きてしまうことはよくあります。これは一度目のトラブル時の原因究明が間違っていたか、対策が不十分であったから。三度目をトライせずに、まず最初に戻って考え直すこと。

 

【ほ】褒めて育つタイプと叩いて育つタイプ

 今の若い人は、自分から「わたし褒められて育つタイプです」とか言うらしい。それを聴いたベテランはそんな甘いことでは外部との交渉で潰れてしまうと否定的で、叩いて鍛えろと。 現実は違っていて、褒めても叩いてもダメな人はなにやってもダメ。

 

【へ】下手な考え休みに似たり

 経験が足りなかったり能力が無い人たちだけで無理に大事な決定をしないこと。いまいちのアイデアしか出ないなら、有識者を探し出し相談すること。決して自分たちだけで「やっている感」で誤魔化さないこと。大きな決定はその後に多大なる影響がある。

 

【と】トラブル損害は勉強代

 プロジェクトの成否は契約で8割型決まってしまいます。契約が悪いと無理な予算とスケジュールでやらざると得ないので、機械的なトラブルも続発。それは起きて当然なのです、安かろう悪かろうなのです。 人間はトラブルを経験して初めて成長します。そんな不幸なプロジェクトは人材への投資として人材成長で回収を計ること。そうしないとやってられません。

 

ーー 中略 ーー

 

【の】乗り過ごした電車と逃げた女は怪我をするから追いかけてはいけない

 乗り過ごした電車と逃げた女は怪我をするから追いかけてはいけない、次がすぐに来るからまっていること。 かつて失恋して落ち込んでいる部下を慰めるためにかけた言葉。 その言葉を数年後に彼の結婚式でのお祝いの一言ビデオメッセージで伝えたところ、それを見た親戚一同が凍りいてしまったとのこと。

何事も離れていくものは取り返せないので、早めに気分を入れ替えて次に備えること。なかなかできないけど、新年初めくらいは気分一心で。

 

続きは、また。

 

良いお年を

クリスマスに聴くクラシックギターの名曲

クリスマスシーズンにかかるクラシックギターの名曲を紹介します(動画、新しいのがUPされましたので差し替えました)

 

まずは大定番、聖母の御子。カタルニア民謡。パクちゃんの演奏。

綺麗な曲で短いのでギターを弾く人なら皆チャレンジしたはず。僕はうまく弾けません。


 

- Miguel Llobet - EL NOI DE LA MARE

 

次はパラグアイの大ギタリストで作曲家のA.バリオスのクリスマスの歌。鈴木大介さんの演奏。 シンプルなだけ綺麗に弾くのは難しいです。


Agustín Barrios Mangoré : Villancico de Navidad (played by Daisuke Suzuki)

 

超有名なクラシックギターの曲は上の2曲。

 

 

他にクラシックギターの曲でないですが、クラシックギターで弾かれると綺麗な曲。

まずは戦場のメリークリスマス


Kaori Muraji - 村治佳織 - Merry Christmas,Mr Lawrence - Ryuichi Sakamoto's

 

ジョンとヨーコのHappy Christmas (War is over)。鈴木大介さんの演奏。心に染みる。


John Lennon & Yoko Ono : Happy Christmas (War is over) - solo guitar Daisuke SUZUKI

 

来年は良い年になりますように。 

 

 

批判に批判で投げ返す

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批判をうけたら(それに応えず)別の批判を投げ返してくる人はいる。

 

普段の生活の場面では、負けず嫌いで素直でなく感情的な人がそれに当たるだろう。私の母親もその一人だ。

 

批判された本人は痛いところを突かれたが、正直に応えたら間違いを認めることになるので、関連が無い事項で相手を批判する。つまり自分の非は認めるが、相手にも別の非があるので、引き分けだと。

そんな反応を繰り返しているから嫌われてしまうが、本人はなぜ嫌われているのか認めない。相手が悪いのだから。

 

職場で批判されたり批判することは毎日起こっている。

プロジェクト的な仕事は毎日毎日想定外の事が起こっているので、その解決のために、時には、相手を正しく動かすために厳しく批判することは多い。

 

批判を受けてありがたく動く人がほとんどであるが、批判された本人も実は気が付いている都合の悪いことを批判されてしまったが故に、その批判に応えずに別の批判で話を誤魔化して返してくる人もいる。

 

批判に批判で答える人は基本的に頭は悪くない。良心がないのである。

頭は悪くなく調子も良いから、誤魔化すことは上手い。

残念ながら周りの気の弱い人は立ち向かえない。

 

会社だったら、そんな時は上司の上司、もっと上の上司に相談する事。わかる人は必ずいる。

最後の最後、嘘や隠蔽は破綻して皆が迷惑する。それは早い時点で阻止しないと行けない。

 

7年間の安倍政権のツケは大きい。

日本人の品格を壊してしまった。

山中湖の思い出

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富士五湖の山中湖に行ってきた。

ちなみに今年は未だに雪が少ししか無い。

 

ロードスターでただ気持ちよく走るだけの目的。

天気が良い、信号が少ない、渋滞が無い、そして道路の通行料金が余りかからない条件が揃わないと、気分が乗らず家から出る気がしない。

 

この条件に今日は当てはまった。

 

天気は良い(今日を逃したら今週から真冬になら道路が凍結して時期に走れなくなる)、秋の観光シーズンは終わって渋滞が無くなっている、山中湖には道志道で行けば東名や中央道に乗らずに無料、道志道はオリンピックの自転車ロードレースのコースになっているので道が前よりよく整備されていてそしてコーナーが多く楽しい。バイク乗りや自転車乗りにはたまらない道。

 

話を山中湖に変える。

 

山中湖は子供の頃から時々来ていたので、特別な感情がある。

小学生になったころに父親がマイカーとして日産サニーを買ったこともあり、夏休みには車で毎年山中湖に行っていた。多分宿泊費が安かったのが理由だと思うが、山中湖と千葉に健康保険の保養所があったので毎年迷いなくそこだったのだろう。一般の旅館やホテルは高いから仕方ない。親孝行の僕は他に行きたいとは一度も言わなかった。親父の会社も景気は万年良くなかった見たいだから給料は安かった様で母親はずっとパートで働いていたから。それでも車を買って子供2人を育ててあげた親父のことは立派だったとほめておく、、

 

話を戻すと山中湖の保養所に毎年泊まり富士山の五合目まで車で上がったり、山中湖でボートに乗ったりの記憶がある。ただ河口湖や他の湖には一度も寄った記憶がない。なので子供の時に富士五湖で山中湖は家族と過ごした大切な場所として心に刻まれている。

 

高校生になると高校が山中湖に合宿所を保有していた。そのためテニスの夏合宿、夏休みの勉強合宿他でまたまた毎年山中湖に来ていた。

大学では、一年で辞めてしまったが体育会のテニス部に入った。夏合宿は山中湖。体育の教授関連の宿がありそこに決まっていた。当時山中湖の平野にはテニスコートやグラウンドが多数あり合宿のメッカだったのだろう、今も盛んなのだろうか? 大学のテニス合宿は精神的に苦しかった記憶を今もよく覚えている。

就職すると会社の研修所が山中湖にあった。また山中湖かと思った。そこで新人英語研修や3年目研修やらで何度か足を運んだ。研修は仕事の一部とは言え、旅行気分で楽しいものであった。ちなみにその後に研修所は会社が赤字を出した際に売り飛ばされてしまった。

 

そんな昔の事を思い出しながら、小作でほうとうを食べて来た。観光客が少ないと思ったが、小作だけは人気で50分も待ってしまった。ここのほうとうは美味しいしボリュームも凄い。知らないで他の料理も頼むと全部食べきれないので注意。

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子供頃から山中湖には運命的な関係があるのか考えて見たが、冷静に考えてみると、企業や学校の保養所は山中湖に多く、平野はテニスのメッカ。そして山中湖は一番大きく周りに土地があり、交通の便が良い。保養所やテニス合宿が出来る大きな場所は他の他の湖には無い。

運命的な物は無い。山中湖だけが設備が整っていただけで、他の湖は対象外だっただけ。

 

PS 高校の施設は山中湖で無く軽井沢周辺だったような気がしてきた。過去の記憶を勝手にでっち上げてしまっていたかもしれない。

秋冬に聴きたいクラシックギターの名曲

11月のある日


Yasuji Ohagi plays Un Dia de Noviembre

 

ブエノスアイレスの冬


Invierno Porteño by Astor Piazzolla, performed by Stephanie Jones

 

ブエノスアイレスの秋

 
Otoño Porteño HD

 

 

DUO2

DUO2